QBasic
| パラダイム | 手続き型プログラミング、構造化プログラミング |
|---|---|
| 開発 | マイクロソフト |
| 発表日 | 1991年 |
QBasic(Quick Beginners All purpose Symbolic Instruction Code)は、マイクロソフトが開発したBASICプログラミング言語の統合開発環境(IDE)であり、インタプリタである。1991年にMS-DOS 5.0と共に初めて配布された。
概要
QBasicはQuickBASIC 4.5の軽量化バージョンであり、コンパイラ機能が削除されインタプリタのみが提供された。初心者が簡単にプログラミングを学べるように設計されており、以前のGWBASICとは異なり行番号を強制せず、構造化プログラミングをサポートするのが特徴である。
特徴
- 統合開発環境:コード編集、実行、デバッグを一つの環境で行うことができる。
- 構造化プログラミング:GOTO文の代わりにサブルーチン、関数、ループ(DO...LOOP、FOR...NEXT)などを使用し、可読性の高いコードを作成できる。
- 即時構文チェック:コードを入力した行でエンターキーを押すと、即座に文法エラーをチェックし、キーワードを大文字に変換してくれる。
- グラフィックおよびサウンド:簡単な命令語でグラフィックを描画したり音を出したりできるため、ゲームプログラミング入門用として人気があった。
文法
出力(PRINT)
画面にテキストや変数の値を出力する。
PRINT "Hello, World!"
入力(INPUT)
ユーザーから入力を受け取る。
INPUT "名前を入力してください: ", name$
PRINT "ようこそ、"; name$; "さん!"
条件文(IF...THEN)
条件に応じて実行フローを制御する。
score = 80
IF score >= 60 THEN
PRINT "合格です。"
ELSE
PRINT "不合格です。"
END IF
反復文(FOR...NEXT)
指定された回数だけ繰り返す。
FOR i = 1 TO 10
PRINT i
NEXT i
例
1から100までの合計を求めるプログラム:
sum = 0
FOR i = 1 TO 100
sum = sum + i
NEXT i
PRINT "1から100までの合計: "; sum
関連項目
- BASIC
- QuickBASIC
- Visual Basic